沖縄のあそび

パッチー

全国的にはめんこでしょうか。
全国的には丸めんこが主流だったように記憶していますが、沖縄では四角・・・長方形でした。
高さは5~6センチ、幅2~3センチくらいで表面にはその時流行りの漫画が描かれていました。
menko1

menko2

8マンとかジャングル大帝、鉄人28号など懐かしいですね。
「どんぐぁー」「すびちゃー」「こっこい」「ひっくりけーさー」など知らない人には全くわからない単語が飛び交っていました。

細かい遊び方はまた機会があれば書いていきますが、基本的に子供ながら遊びですが「賭け」でしたね。
負ければ没収され、勝てば没収する。なので強い子供はクッキーの缶いっぱいに持っていたり、みかん箱一杯だったり・・・
勝つためにいろんな工夫をしたり、技を考えたりして子供ながら真剣に遊んでましたね。
今はまず見かけなくなったので、知らない子供がほとんどでしょうね。



げっちょー

これも昔の遊びなので今はほぼ行われていない遊びかも知れません。
また、真剣にやり過ぎるとかなり危ない遊びでも有り、学校で禁止されたような記憶もあります。
写真を探しましたが今のところ見つけきれないので、言葉での説明でイメージが湧くかわかりませんが・・・
用意するもの2~3センチ角または丸の棒、長さは40センチ位が良いかな。まず角を45度位に切ります。10センチくらいのところを同じ角度で切ります。
そうすると両方に角度のついた10センチくらいの切れ端と、片方に角度のついた30センチ位の棒が出来ます。
小さい方を地面に置き長い方で端を叩くとぴょんと小さいほうが跳ね上がりますので、上がったところを長い棒で叩き遠くまで飛ばす。
これが基本的な行動。で、遊びとしては2チームに分れて対戦し、攻撃と守備があるので野球の要素も少しあるかな。攻撃側は先ほどの基本的な行動をしますが、守備側は飛んできたものをキャッチします。
ノーバウンドでキャッチできればアウトで、攻守交代となります。ノーバウンドでキャッチ出来なくても、打った地点に置かれた長い棒に小さい方を投げて当たればアウト等、結構細かいルールが有りましたが、小さい方をボール、長い方をバットと考え野球の様な遊びと考えたほうが理解できるかもしれません。
角度が付いた方は尖っていますので、目にあたったりとかで怪我をしたり、直接キャッチするため打った瞬間をキャッチしようとして
長い棒で手を打たれたりと、無茶する人も多かったですね。結構広い場所でないと遊べないことも有り、今では行われなくなって
しまったのでしょうか。

ぽーぽー

泥団子・・・でしょうね。

doro こんな感じ

doro2 こんなにピカピカには出来ませんでした。

それを傾斜の付いた溝を掘り、両方からいっしょに転がしぶつけあう、当然割れたほうが負け。

勝っても衝撃受けてますから、次は負ける事が多かったですね。

お金はかかりませんが結構時間をかけて丸めたポーポーが割れると悲しかったなぁ。。

よくよく考えると遊びと言いながら、ほとんど勝敗がつく遊び方をしてましたね、負ければ失うものが大きい

勝てば豊かになるギャンブラーのような感じで。

OOくぁーえー、OOおーらせーって感じで言っていましたし。

くぁーえーは勝てば相手のものを奪い取り、負ければ失う。

おーらせーは合戦、喧嘩って感じでしょうね。

ぽーぽーはおーらせーです。

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