催事にきちんと取り組んでいますか?
催事=イベントとも言えますが、毎月のようにある催事にきちんととr組めていますか?
催事に取り組むメリット・デメリットについてまず考えてみましょう。
【メリット】
- プラスアルファの売上になる。
- 廃棄ロスがほとんど出ない。
- お客様とのコミュニケーションがとれるようになる。
- 従業員のお店に対する貢献意識が高まる。
【デメリット】
- 手がかかる(時間がかかる)、
- 営業が苦手な人が周りに置いていかられ、最悪辞めてしまうことも・・・
このようにメリットは大きいのですが、やりきれていない店舗の多くは出来ない理由(言い訳)を
たくさん出してきますね。
- セールストークが出来ない
- 商品が良くない
- 値段が高い
- コンビニじゃ買わないよ
- OOは好きじゃないから etc.
これでは目の前にある大きな利益を、隣のお店に「持って行ってください!」と
言っているようなものですね。
まあ、今の売上・利益に十分満足しているならば取り組まなくてもいいかもしれませんが、
今の時代来月には店舗周辺の環境がどう変わっているかわからない訳ですから、とれる
時にきちんと利益をとっておかなければ、環境が変わった時にズルズルと下がって行って
しまいます。
お店の基礎体力(固定客数)を十分につけておくためにも催事への取り組みは重要です。
よく例える表現だと、クリスマスケーキ1個獲得するだけで、おにぎりOO個分の売上が
得られるんですよ!
2,000円のケーキなら、約20個おにぎりを余分に売るのと同じ効果です。
100個獲得できたら2,000個おにぎりを余分に売るのと同じ、1日約70個おにぎりの
販売数を毎日伸ばせますか?相当難しいですよね?
ただ、何もないところからいきなり全ての催事がうまく取り組めるとは思いません。
比較的単価の安い「恵方巻き」を先に取り組んだり、単価は高いがかなりの人が
食べるであろう「クリスマスケーキ」を優先的に取り組んだりすることで、難易度の高い
「おせち」にも取り組める基礎ができていくと思います。
今、ぱっと思いつくさじを上げてみると
- 恵方巻き
- バレンタインデイ
- ひな祭り
- ホワイトデー
- 母の日
- 父の日
- こどもの日
- お中元
- 土用の丑の日
- 敬老の日
- 年賀状印刷
- クリスマスケーキ
- 御歳暮
- おせち
- 年越しそば
- 年明けうどん
などなど、毎月のように催事ってありますよね。
上記の催事は基本的に予約品ですから、廃棄リスクは低いです。
基本的に商品と引き換えでお会計ですから、まれに取りにこられない
お客様が発せしますが、問題のない範囲のはずです。
上記とは違い廃棄リスクのある催事もどんどん作られていますよね。
- シュークリームの日
- エクレアの日
- バナナの日
- ショートケーキの日
- アンパンの日マグロの日 etc.
まだまだ認知されていないOOの日も多いですから
あまり頑張りすぎると、赤字になることもありますのでご用心。
ただ、売り場に変化を持たせること、お客様に変化を気づかせることが
出来れば徐々に認知され、売上UPにつながっていきます。
催事は苦しいもの「ノルマ」だと思わず、お祭り騒ぎで「楽しんで」取り組めるよう
従業員とのコミュニケーションをしっかりとって取り組みましょう!!